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ウォーターサーバーの水って本当に安全なのか?

   

ウォーターサーバーの水は水道水より安全?

 

赤ちゃんにミルク

水の安全性が気になるきっかけのひとつが妊娠、出産と言われています。

今まで気にしたこともなかった水の安全性ですが、さすがに赤ちゃんが産まれるとなると水に含まれる雑菌や塩素、最近では放射性物質の影響まで気になります。

「気にしすぎ!」なんて言われそうですが、親としては心配になりますよね。

特に、小さな赤ちゃんには健康に影響のないきれいな水を飲ませてあげたいと思うのが親心でしょう。

ちまたでは、水道水の方が安全であるとか、ウォーターサーバーの水の方が安心できる。など賛否両論で混乱する情報ばかりですが実際のところはどうなのでしょうか?

 

ウォーターサーバーの水はどれくらい安全なのか?

ウォーターサーバーのホームページを見ると外部の検査機関で放射性物質の検査行い、その結果放射性物質が検出されなかったため安全ですよ~と言っています。

はっきり言って素人には検査証明書みたいなものを見ても「ふ~ん・・、ちゃんと検査して放射性物質も検出されていないから安全なんだろ~な~」くらいにしか理解できません。

また、「高いお金で購入しているんだから当然、安全なんでしょ」と無意識的に思っているのではないでしょうか。

正しく安全性を判断するには、それなりの知識が必要なので、難しい問題です。

ウォーターサーバーの水の安全性についてはっきりわかることは、

  1. 天然水は食品衛生法に合格したものが販売できるので、ジュースと同レベルの安全性。
  2. RO水は、不純物を取り除いた純粋なので、あまりおいしくはないが安全性は高い。(塩素は含まれていない)

ここは人それぞれ物事の捉え方が違うので、水に対して何が一番気になっているかによります。

例えば放射性物質が気になっているのであれば、RO水が一番安全です。

逆浸透膜でろ過すると放射性物質まで除去できます。ちなみに放射性物質は煮沸では除去できません。

水の中のさまざまな菌が気になるのであれば、塩素が入っている水道水が一番安全です。

まとめると

ウォーターサーバーの水の安全性は、水に求める内容により変わる。

つまり、水道水、RO水、天然水、ミネラルウォーター、水素水など、たくさんの種類の水がありますが、その除菌工程はさまざまで、水に求める安全性はどの水であれば満足できるのか知っておく必要がある。ということです。

 

ウォーターサーバーの水の産地と放射性物質

日本の原子力発電所

出典:日本原子力技術協会

ウォーターサーバーの水の安全性を考える際、水の産地も気になるところです。

特に気なっているのが放射性物質。

原発の近くで取れた水は放射性物質は大丈夫だろうか?と考える方も多いかと思います。

日本の原発と有名な産水地をMAPで見てみます。

下の画像は日本の原発から半径50㎞圏内を赤丸で表示した地図です。

こうしてみると大阪、東京近辺に原発が多くありますね。

日本の原発の半径50㎞圏内

日本の原発の半径50㎞圏内

 

下の画像はウォーターサーバー各社の水の採水地を赤丸で表示しています。山梨県と静岡県で採水地が多く見られます。

北海道・東北には採水地がありませんでした。

ウォーターサーバー各社の採水地

ウォーターサーバーの採水地

原発から離れているほど放射性物質に関しては安全と言えます。(目安としては半径50㎞)

こうして地図で比較してみると、山梨・静岡の富士山麓の採水地と大分・熊本の採水地は原発から50㎞以上離れていますね。

参考にして下さい。

ウォーターサーバーの水の品質

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飲料水は食品衛生法の基準をクリアしなければ、安全であると判断できないため販売することはできません。

これにより各ウォーターサーバーメーカーも採水した水(原水)に適した方法で殺菌処理を行っており、販売する水の種類によって安全性、品質確保のための殺菌方法もさまざまです。

 

加熱処理

加熱処理

細菌やウイルスなどの微生物を高温処理することによって殺菌する方法。

ウォーターサーバーの水は、超高温瞬間殺菌(UHT殺菌)が採用されている事が多く、蒸気で加熱した高温(120~150度)の金属プレート内を通過する際に数秒間殺菌され、その後急速に冷却される方法。

一般家庭でも行っている煮沸消毒と似ていますが、煮沸消毒では耐熱性胞子形成菌を死滅させることはできません。

また、採水された原水の時点で、大腸菌群などの汚染指標菌に関してはすべて陰性でも一般細菌は1mlあたり100以上であれば原水として使用することはできない。とされています。

加熱殺菌すればどんな水を使ってもよいのではなく、原水の時点でも一定の基準値内の水でないと使用できない。

つまり、一定基準内の原水を加熱殺菌処理などを行って安全が確保された水でないと販売できない。ということです。

 

非加熱処理

非加熱殺菌

加熱をしないで殺菌する方法で、菌をろ過、紫外線照射、高圧処理、高電界(パルス)処理、光パルス処理、プラズマ処理、オゾン処理などがある。

加熱殺菌よりコストがかかるため、水の安全性、品質確保には高度な設備が必要になる。

しかし、水を殺菌のために加熱すると品質の低下やミネラル類の破壊などのデメリットが発生するため、天然水などは非加熱殺菌で処理されることが多く、ろ過、UV(紫外線)、オゾンといった方法で殺菌処理される。

なお、採水された原水の時点で、一般細菌が1mlあたり5以下、大腸菌群などの汚染指標菌に関してはすべて陰性であれば殺菌処理が必要ないとされています。

つまり、それだけきれいな水であれば、フィルターろ過程度の処理で飲用できる。ということです。

 

ろ過

活性炭フィルターや中空糸膜フィルターなど目の細かいフィルターでろ過する方法で、フィルターの目が細かいほど除菌能力が高くなる。

 

逆浸透膜(RO膜)

逆浸透膜

水をろ過するのは同じですが、逆浸透膜はとにかくフィルターの目が細かいです。

水以外の一切の不純物を除去する特殊フィルターで、目の細かさは0.0001ミクロン。これにより雑菌や化学物質をほぼ完全にろ過することができるといわれています。

放射性ヨウ素・セシウム・ウランなどの放射性物質は0.005~10ミクロン程度の大きさなので、RO膜(0.0001ミクロン)であれば理論的にはこういった放射線物質が含まていないことになりますね。

ウォーターサーバーの水は、こういった殺菌、除菌といった方法により品質と安全性が確保されています。

一般的な認識としては、加熱処理されていれば安全だと思っていませんでしたか?

こうしていろいろな殺菌処理の特徴を知ると安全性の基準が自分の中で変わったのではないでしょうか?

 

まとめ

ウォーターサーバーの水も天然水やRO水といった種類があり、それぞれに特徴がありました。

天然水は非加熱殺菌により、水本来のおいしさとミネラル分を損なわず、安全性も確保された水でした。ただ、非加熱殺菌はコストがかかるため、水の価格も若干高くなっています。

RO水は、放射性物質まで除去できる逆浸透膜でろ過されているため、安全性が高い水でした。

水道水は塩素により殺菌されているため菌に対しての安全性は非常に高いですね。

結局、どの水でも安全なのですが、水の種類により特化している部分があります。

おいしいく、天然のミネラル成分を求めるのであれば、非加熱殺菌の天然水が適していますし、放射性物質が気になったり、赤ちゃんのミルクに使う水を気にしているのであれば、RO水が適しています。

水道水は塩素消毒されており、食品衛生法より厳しいと言われている水道法をクリアした水なので、カルキ臭いとか、おいしくないといった部分を除けば非常に安全な水です。

結論

どの水でも安全性は高い!

しかし、更に安全性を求めるのであればそれぞれの特徴から考察し選択するのがベスト。

 - 水の知識